
【学生と福祉が出会うデザインプロジェクト】アートがつなぐ『働く』へのエール「障がいを抱えている人のアート×キャリア手帳 BOOK COVERプロジェクト2026」始動しました!

「働くってなんだろう?」
自分らしく生きること、自分らしく働くこと。答えは一人ひとり違います。
株式会社fanfareが制作している『キャリア手帳』は、そんな「働く」に向き合う人に寄り添う「自分との対話」のツール。就職・転職・キャリアチェンジなど人生の節目に、未来を考える背中をそっと押してくれる存在です。
そして今、その表紙を彩るのが「障がいを抱えている人のアート×キャリア手帳 BOOK COVERプロジェクト」
障がいのある方々が描いたアートと、大学生たちの創造力が出会うこのプロジェクトが、2026年度版に向けて始動しました。
今年で4年目。産学連携による共創プロジェクト

このプロジェクトは、大阪芸術大学との産学連携で2023年度よりスタートし、今年で4年目となります。毎年、学生たちが授業の一環として、障がいのある人たちが描いた原画をリデザインし、手帳の表紙として仕上げています。
先日、デザイン学科の授業で、2026年度版プロジェクトの趣旨やスケジュール、想いを直接学生25名にお伝えしてきました。
「どこまで自分でデザインして良いのか?」
「誰に届ける手帳なのか?」
そんな真剣な質問や意見が飛び交い、学生たちの表現への姿勢や社会へのまなざしに、私たちも大いに刺激を受けました。
障がいのある人たちの“表現”が、社会とつながる

プロジェクトに提供されるアート原画は、一般公募の他、つながりある福祉施設の利用者さんたちによるもの。のびのびとした線や鮮やかな色づかい、自由な表現には、観る人の心をふとゆるめてくれるような力があります。
2026年度版では36点の原画をもとに、学生たちがそれぞれの視点でカバーをリデザインしていきます。ただ「アート作品を使う」のではなく、「描いた人の想いや世界観とキャリア手帳のコンセプトの融合」を大切にしながら制作されていきます。
「働くこころ」を支えるデザインへ

キャリア手帳は、単なるスケジュール帳ではありません。
書きながら考え、振り返りながら前へ進む、「自分と向き合う時間」をつくる手帳です。
その表紙が、誰かの想いがこもったアートで彩られていたら──
きっとその手帳を開くたび、ほんの少し心がほぐれたり、前向きになれたりするはずです。
今後のスケジュールと応援のお願い

本プロジェクトは、前期授業終了時に学生たちがデザインを提出し、8月にはWEB投票を実施予定。
一般の方々の投票も可能で、最も支持を集めたデザインが2026年度版キャリア手帳の表紙として商品化されます。
製品化は秋頃を予定しています。
選ばれた作品はもちろん、そこに至るまでのプロセスすべてが、このプロジェクトの価値です。
表現を通じて、誰かの「働く」を応援できること。
アートが、共生社会や多様性を自然に伝える存在になること。
ぜひ、完成までの歩みを一緒に見守り、応援していただけたら嬉しいです。
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